「初音、ほんとうにい - 二次元裏@ふたば
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「初音、ほんとうにいいんですの?」 「うん、いいよ……」
「そう……神の権限で事務所の使いの者を出して、献花くらいはと思いましたが……ごめんなさい」 「いいって謝らなくて……私にそんな資格、ないから……それじゃあ家の鍵閉めるね?忘れ物はない?」 「ええ……」
朝早く、私とさきちゃんが暮らすマンションを、ふたりで出る。 私はsumimiの現場、そしてさきちゃんは豊川一族のお墓参りへ。それぞれの目的地へと。
さきちゃんは元の家族とは距離を置いて暮らしてはいるものの、神として豊川の実行力を享受しているのもあって、こういう一族の行事には参加しなければいけない立場だった。 法要に合わせたダークカラーの落ち着いた装いも似合ってるねさきちゃん……かわいい……撮りたい……撮る……。
「初音の育てのお父様ですもの。わたくしにだって無関係の方ではありませんわ…………ちょっと。真面目な話しているの。撮らないで。」 「さきちゃん………ごめんこれだけ許して……」パシャパシャ |
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