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https://www.sanspo.com/article/20170525-UCJSYGOF5FKUNHEO75N5NUASYY/ 【二十歳のころ 岡田繁幸氏（３）】たった６・５ヘクタールの借地からはじまった「ビッグレッドファーム」 米国を不法就労により半年で退去させられ、次に渡った英国も３カ月程度の短い滞在。日本へ帰ってきてからは実家の牧場を継ぐつもりでした。しかし、「馬は売って無事に届けるだけでいい」というおやじの考えにはどうしても納得できなかった。買ってもらった以上は鍛えて好結果を出すとか、あの牧場で買ってよかったと思ってもらえるようにしたかったのです。結局意見が合わず、独立する道を選びました。一銭もない状態でのスタート。２３歳のときでした。 年間２００万円で６・５ヘクタールの土地を借りて、ビッグレッドファームという牧場を始めました。厩舎は蹴ったら穴があいてしまうような張りぼてで、最初に取りかかった牧柵作りも、土地が硬くて浅い穴しか掘れないので高さがガタガタ。切りそろえられたのは牧場を始めてから８、９年後でした。 |
保存時刻:2025/07/16 23:49:40
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