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初音におはようといってきますを伝えて、穏やかな気持で家を出る。 ゆっくりと街が目を覚まそうとする時間。 習慣となった今では、この静けさが好ましく思います。 元々、煩わしい何もかもから関わらないようにと早朝に登校していたのが、今では習慣となり… 日々変わりゆく季節を肌で感じながら、学校までの道のりを歩くのも悪くないと思えるようになりました。 流石に鼻歌交じりに歩いたりはしませんが、気持ち足取りが軽やかに感じます。 なにか特別考えたりせず、見慣れた道をただ歩いて。 到着した学校では、これから朝の練習を始めようとしている人達も居て。 挨拶を交わしたりはしない、ただ見覚えのある生徒と廊下ですれ違ったり。 そうして、私はただ一人だけの教室で本を読んで静かに過ごす。 今朝もそのはずでした。 |
保存時刻:2025/09/21 01:03:46
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