兄上…有明は楽しかっ - 二次元裏@ふたば
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兄上…有明は楽しかったですか?
前回までのあらすじ 拙者の名は芋毛の「」、侍たらんと志を立て、鬼殺隊の門を叩きし者に候 最終選別の地、藤襲山へと赴いたものの道中、腹を壊し命の灯火危うし、まさに切羽詰まったその折、拙者に手を差し伸べてくれたのは、南蛮渡来の髪を持つ善逸殿にて候、その心意気、まさしく侍の所業と見え、拙者は深く感銘を受け申した 藤襲山には心気高き若武者どもが集いみな一様に「侍たらん」との志を宿しておった、拙者の侍になりたしなる一念が伝わりし故か、道は自ずと開かれたのでござる 最終選別も終わらんとする最終日、飢えに倒れかけた拙者の前に現れしは、未熟ながら憎めぬ男、玄の字であった、拙者は思った――この男を、真の侍として育てねばならぬ、と かくして、拙者・芋毛の「」と玄の字は手を取り合い、藤襲山を無事に下山、鬼殺隊の一員として、否、侍たる者の第一歩を、踏み出したのであった |
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