提督室の柱時計の奥か - 二次元裏@ふたば
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提督室の柱時計の奥から何かが呻いているような不思議な音が聞こえる。 何だろうか、と秘書艦の妙高に聞いても「さあ…」と困惑した返事があるだけだった。 妙高の表情は読めない。巨大な毬藻の如く陰毛が球体となり妙高の体を覆っているのだ。 ソファに座っていた鹿島が立ち上がった。お見せしましょう、と言って微笑んだ。 鹿島が柱時計を押すとその後ろから錆びた鉄扉が現れた。こんなものが、と俺と妙高は陰毛越しに顔を見合わせた。 扉を開くと暗室があり、猿轡を噛まされ腹を大きく膨らませたドイツ艦たちが床に転がっていた。 臭い。何日も排泄を我慢しているせいか、彼女たちの尻から屁がプスプスと漏れ出している。 人道を無視したウンマー爆弾。「これであの野郎をぶっ殺すッ」と笑う鹿島の顔は狂気に歪んでいた。 正午の鐘が鳴った。同時に鼓笛隊姿の鹿島が音もなく鹿島の背後から現れた。 鹿島は鹿島をポコッと突き飛ばし、俺と妙高を部屋から引っ張り出して素早く鉄扉を閉めた。 『畜生ッ』と扉の中から悲鳴が聞こえ、その直後爆発音が響いて扉が大きく揺れた。 静けさの中、鹿島はポコリと頭を下げて「よー早漏♪」と歌いながら俺たちの前から去っていった。 |
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