来年まで持って帰れないし保存用の袋もないから

たぶんアザラシ狩った時にそいつが飲み込んでた消化途中のウミツバメを食べたら美味しかったから
人工的にそれをやってみようと試行錯誤した結果だと思う

保存
べつにﾋﾘじゃなくてもカリブーの肉でもなんでもアザラシの皮で包んで埋めるよ
夏じゃなければ寒いから十分そのまま保存できる

なるほど…かしこい…

おいしいの？

なんか発酵しちゃうんですけど…

発酵はだいたい結果であって目的ではないことが多いよねこう言うのは

羽ついたまま入れるのすげぇ気になる

キビヤック

野菜がないから生に近くて安全なやりかたで栄養素取り込もうって発想が凄い

鳥のドロドロに溶けた内臓を総排泄肛からすすり食うと言う大抵の人が食う以前の段階でギブしそうな代物

植村直己はドハマリした味だそうで
一回食ってみたいな

食べるのはウミツバメの発酵した内臓なのと直に埋めたら普通に土に分解されかねないから保護用にアザラシその他を使ってるんだと思う

冷静に考えれば人間の味覚のレンジなんてたかが知れてる訳で文化として残る程度の普遍性が生じれば大体うまいだろうな

へえ…たまに腹壊して死んだり発酵しにくいﾋﾘ使うとボツリヌス菌優位になって毒キビヤックになるのか…

海鳥はマジで特定時期に飛来してバチクソ取れるのでいろんな保存法試した結果行き着いたのがキビヤックだ

ちゃんと現地の方も食中毒になったりするから安心してほしい

>ちゃんと現地の方も食中毒になったりするから安心してほしい
何も良くないが？

呪物？

だがほっておいても年中凍ってる環境なら
多少腐っても変化は嬉しいんじゃないか

毒キビヤック！

これ言っちゃダメとはわかってるんだけど何故そんな厳しい土地に残り続けて…

経緯は謎だけど野菜も果物もなく例え生肉食をしても充分には摂れず極寒の地では欠乏しやすいビタミンCを菌類に合成してもらって補えるって点でイヌイットの生活にベストマッチしてるんだよなキビヤック
生まれるべくして生まれた

でも海鳥って基本マズい扱いじゃない？
港とか行くとコイツらガッツリ捕まえられるんじゃ…って挙動するけど日本内で喰う文化全然聞かないし

現地人でも割と死ねて外の人間だと高確率で死ぬやつってこれだっけ

>これ言っちゃダメとはわかってるんだけど何故そんな厳しい土地に残り続けて…
土地が幾ら厳しくても人間がいないのはそれに勝るメリットなんだろう

死ぬくらいやばいのか

そんな寒いとこで生活しなきゃいいのにな

>そんな寒いとこで生活しなきゃいいのにな
もう気温下がることはないから移動すんなよキチガイ

>だがほっておいても年中凍ってる環境なら
>多少腐っても変化は嬉しいんじゃないか
海鳥は基本夏に繁殖しに来るやつらだから流石に腐るのだ…

>これ言っちゃダメとはわかってるんだけど何故そんな厳しい土地に残り続けて…
こういう先住民はどうしても受けられる教育レベルが低かったりして職がないし外の世界で暮らす方法も知らなかったりする

>海鳥は基本夏に繁殖しに来るやつらだから流石に腐るのだ…
ふゆにほぞんしょくがどこからともなくとんできてくれたらな…

極端な事言えば温めの冷凍庫使って塩抜きの発酵食作ろうとしてるようなもんだし
かなり危険なのは間違いない

ただでさえ極限環境向けな食物なのに出来栄えが命にまで関わるのはちょっと…

遊牧生活のモンゴル人も肉やミルクしかないからそのままだとビタミンC不足するんだけどそこを一日数Lとかいうイカれた摂取量の馬乳酒で補ってるんだよな
その土地の知恵って凄いわ

>へえ…たまに腹壊して死んだり発酵しにくいﾋﾘ使うとボツリヌス菌優位になって毒キビヤックになるのか…
土中なんて一番ボツリヌス菌いるからな
何にでも着く可能性はあるけどボツリヌス食中毒は特に根菜で起きやすいし

濃厚な鶏肉味だと言うから
普通に美味いんだと思う

アボリジニもエスキモーもインディアンもとりあえず雑に補助金やっとけで無職アル中になりまくってるの普通に笑えないんだよね

>>これ言っちゃダメとはわかってるんだけど何故そんな厳しい土地に残り続けて…
>土地が幾ら厳しくても人間がいないのはそれに勝るメリットなんだろう
アラスカやユーコンのイヌイットの話ならむしろしばしば南下して
定住民から略奪してたﾋｬｯﾊｰな人々だよ

>へえ…たまに腹壊して死んだり発酵しにくいﾋﾘ使うとボツリヌス菌優位になって毒キビヤックになるのか…
何が優位になると成功なの気になったがさすがにAIに聞いても教えてくれなかった

そもそも毎日風呂入る習慣ができたの最近だし
昔の人はニオイにかなり無頓着だったんだろうな

>アボリジニもエスキモーもインディアンもとりあえず雑に補助金やっとけで無職アル中になりまくってるの普通に笑えないんだよね
魚じゃなくて網の作り方と漁法を教えてやれって昔から言ってるだけはある…

>何が優位になると成功なの気になったがさすがにAIに聞いても教えてくれなかった
乳酸菌と酪酸菌と酵母だそうだ
ちなみに酪酸菌が産生する酪酸は足の裏の汁を煮詰めて凝縮したような悪臭を放つ

パンに乗せて喰うとかじゃなくって吸ってるの？

>何が優位になると成功なの気になったがさすがにAIに聞いても教えてくれなかった
つまり人間に無毒な類の菌が優位になればいいんだろうが
ガチャすぎないか？

動物の発酵食品は植物のよりハイリスクな印象ある

>遊牧生活のモンゴル人も肉やミルクしかないからそのままだとビタミンC不足するんだけどそこを一日数Lとかいうイカれた摂取量の馬乳酒で補ってるんだよな
>その土地の知恵って凄いわ
どっからその知識が生まれたのか本当に不思議ですげーな

ビタミンC欠乏してる状態で食ったらめちゃくちゃ美味いのかな

>>へえ…たまに腹壊して死んだり発酵しにくいﾋﾘ使うとボツリヌス菌優位になって毒キビヤックになるのか…
>何が優位になると成功なの気になったがさすがにAIに聞いても教えてくれなかった
AIたいしたことねえな…
詰める海鳥の食性によって腸内細菌叢が変わるからだよ
ほぼ完全魚食のアウクで作るキビアックならそもそもボツリヌス菌がいない
土上雑食するエルダーで作ったキビアックは素材からしてボツリヌス菌を持ってる
https://en.wikipedia.org/wiki/Little_auk [link]
https://en.wikipedia.org/wiki/Eider [link]

>動物の発酵食品は植物のよりハイリスクな印象ある
自前の消化液使うタイプは割とすぐできるしそんなでもないと思う

>動物の発酵食品は植物のよりハイリスクな印象ある
腐った肉と腐ったキャベツ間違って食った時どっちが危険かで考えればな

>パンに乗せて喰うとかじゃなくって吸ってるの？
小麦が育つ土地ならこんなもん思いつかないんじゃねえかなあ…

>>遊牧生活のモンゴル人も肉やミルクしかないからそのままだとビタミンC不足するんだけどそこを一日数Lとかいうイカれた摂取量の馬乳酒で補ってるんだよな
>>その土地の知恵って凄いわ
>どっからその知識が生まれたのか本当に不思議ですげーな
乳酸菌発酵はどこでも数時間で起こるからむしろ飲まない方がむずかしい

魚は割と色んな文化で発酵させるのに鳥は珍しいの何でだろう

日本酒だって火落ち菌との戦いを長らくやってたワケでなあ
まあ呑んでしぬようなヤツじゃないが酒蔵が経済的にしぬ

ソース状にしてパンに塗ったりしてもいけるもんだから…

>動物の発酵食品は植物のよりハイリスクな印象ある
人間が食っておいしいと感じる肉はすべて死にたてでない発酵したやつだ
まあ酵素発酵というかATPのアミノ酸分解だけど

ジビエの発酵ならヨーロッパが喜んでやるぞ

生ハムもある意味肉の発酵食品か

きったねぇくっせぇ食い物はほとんどもやしもんで学んだ

>生ハムもある意味肉の発酵食品か
塩漬けは違うんじゃねえか！？

日本も鴨獲ったら軒先から吊るして目からウジが出てくるくらいまでほっとくとかしてたね

>魚は割と色んな文化で発酵させるのに鳥は珍しいの何でだろう
牛豚に比べると一匹一匹が小さくて手間掛かるからじゃないか
魚と違って羽むしるのも必須だろうし

塩すらろくに使わないストロングスタイルは植物でも危険だ

>魚は割と色んな文化で発酵させるのに鳥は珍しいの何でだろう
取れる量と腐りやすさに関係するんじゃないか？

魚介の類は自前で酵素あるし羽毛もないしな

どんな味なんだ一体

動物性発酵食品はもう魚醤の時点で臭くて受け付けない

wiki見たら総排出孔から啜る食い方は植村直巳が現地の人に騙されたんじゃないか説があって現地の人は普通に肉を食べて内蔵は調味料として肉と一緒に焼いたりとか書いてた
良かった内蔵肛門直一気飲みは嘘だったんだ

糖が腐敗しても大抵分解かアルコール近隣物になるのに対して
たんぱく質が腐ると容易に人間のホルモンバランスを弄り倒す微量でも毒性が強い物質になりがち

>塩すらろくに使わないストロングスタイルは植物でも危険だ
ドイツやフランスのザワークラウトなんあは塩はむしろ少ない
乳酸発酵させるからだけど
同じ乳酸発酵の木曽のすんき漬けなんかは塩全く使わない

つべで見たら中身啜らずにそのまま肉食ってる

ザワークラウトは本当にキャベツに塩ちょっと振って放っとけばできるからな
乳酸菌その辺にいすぎ