「お嬢様、おはようございます」
「にゃむちゃん…？」
朝、あたしはみなみちゃんを起こしに来た…んだけど、今日は執事服を着てみて一日執事てしてみなみちゃんをおもてなししちゃおう、なんてちょっとしたお茶目を見せてみることにしてる。
「はい、あなたのにゃむです。今日は執事としてお嬢様のお世話をさせていただきます」
そう言ってみなみちゃんの手を取ってベッドから降りてもらって。みなみちゃんは寝起きでも本当に可愛い…執事の前に、あたしはみなみちゃんの旦那様だからいいよね？ そう思って唇を奪う。
「にゃむちゃ…んぅっ…！？ んん…」
驚いた様子のみなみちゃんだけど、そんな反応も可愛くて…しっかりとみなみちゃんを味わうと口を離せば、腰が抜けたのかみなみちゃんがその場にへたれこむ。
「お嬢様、朝食の準備をしてきますね」
「待ってにゃむちゃん…朝ごはんに私…食べないかしら…？」
あたしの裾を掴むみなみちゃんからのお誘い…全く、仕方の無いお嬢様なんだから。