「あの…カリナさん、本当に着ないと駄目でしょうか…」 カジノの様なドールハウスに設営された更衣室でいろははバニー服を渡されていた 「いろはー、カジノと言ったらバニーなんだぞ、ドレスコードだぞ!」 「うぅ…そう言われても、めくれちゃいそうだし」 「針金通してるからめくれないぞ」 「露出がすごいし…」 「上からコート着るから露出は控え目だぞ」 「…角度凄いし」 「タイツ穿くから…」 そんなq&aが続き 「というか、俺はもう着たぞ」 「えぇ!?」 下着姿のいろはが顔だけ外に出して見てみると はち切れそうなテカテカバニー服を着ているカリナが立っていた 「着るのが難しそうなら手伝うぞ!」 「着れる!着れるから!!」 いろはは更衣室に戻り 「…うぅ」 しぶしぶと下着を脱ぎ始め ピンク色のタイツを穿き テカテカのバニースーツを着て コートを上から羽織り 可愛らしいリボンが付いたうさ耳を装着し 「どうでしょうか…」 更衣室から出てきたのだった 「…じー、問題ないぞ!!」 カリナはいろはの手を掴み 「さぁカジノを楽しむぞ!!」 黄金の夢を追いに行ったのだった