我がニンジャ達 夏のIRCドネート(ボイラーメーカー・ミリオンダラー・ブラディメアリー) なつの IRCドネート(おまつり) で ボイラーメーカー が しょうかんされた  ドンドンドン ・・・ チャカポコ チャカポコ ・・・ えんにちに にぎわう  ジンジャ・カテドラルのけいだいの いっかく    ねっしたカタに たんたんと きじを ながしこむ タンクトップのせいねん   うだる あつさに あせひとつ かいていない そこに きゃくが やってきた 「すみません ここは なんの おみせですか」「みてわからんか オパン・ヤキだ」 「・・・ アンコ・オフ」「なんだと?」 「ンヌグゥア・ヤーキを ぼうとく するかーっ!」BLAM! アンコ・パンクスの きゃくは  とつじょ げきこうし チャカを はっぽう! しかし けんそうと はなびの おとに  まぎれ しゅういは きづかない!   だが せいねんは まゆひとつ うごかさず じゅうだんは かれに とどくまえに  くうちゅうで とけだし じょうはつした! 「えっ」「イヤーッ!」 「アバーッ!?」せきねつかした てが パンクスの あたまを わしづかみに した!  じゅうじゅうと にくのやける おとと けむりが たちこめる!「アババーッ!?」  しかし やたいの においと けむりに まぎれ しゅういは きづかない! 「オパン・ヤキにも あきてきた ところだ べつのものを やいてみると するか」  せいねん・・・ ボイラーメーカーは そのまま パンクスを うらてに ひきずり  こむと くちから オパン・ヤキのきじと アンコを しこたま ながしこんだ! 「ゴボボボボボボ!!」「おまえ ニンギョ・ヤキは すきか? カタは おまえだ」  しずかに つぶやく ボイラーメーカーの めは あかあかと もえている!  なつの IRCドネート(なつやすみ) で ミリオンダラー が しょうかんされた  ブンズー ブンズー ブンズズドッソイ! アロハシャツの スモトリDJが まわす  だいおんりょう オスモウ・クラブミュージック! しゅさいしゃは ノリノリだ 「ハッハーッ! レッツ! パーティー!」 ごうかな クルーザーを かしきった   せんじょう パーティー ヤッピーめいた カチグミだんじょらが みずぎすがたで   きらびやかな スシやサケ タノシイを きめている! 「さあ ここからが メインイベントだ! みろ!」しゅさいしゃ ミリオンダラーが  たじゅうさいむ どれいしようにん たちに めいじると プールの おおいが   とりはらわれた 「ワオオーーッ!」「スゴイ!」「カネの うみだ!」  プールの なかには みずではなく たいりょうの まんさつや コインが ぎっしりだ! 「まずは おれから いちばんのりだ! これぞ カチグミの とっけんよぉーーっ!」    ろうひと ぜいたくを はきちがえた ぼうきょ! だが さいかそうの マケグミから   カチグミを めざし のしあがった ミリオンダラーには ながねんの ゆめだった 「ヒア・ウィー・ゴー!」ミリオンダラーは じょそうを つけ ジャンプだいから   ごうかいに とびこんだ! SPLAAAAAAASH! まいあがる まんさつと コイン!  「ウィーピピー!」「カチマクリーーッ!」カチグミらはねっきょう! 「・・・ ・・・ うん」 やや せいじゃくのち もぞもぞと あたまを だした  ミリオンダラーは びみょうな かお あまり きもちよくは なかったみたいだ  なつの IRCドネート(がくえん) で ブラディメアリー が しょうかんされた 「アイエエッ! なにをするんだ セキ=サン!」「なにって きまっているじゃない  なつやすみの じゆうけんきゅうよ」  ガタガタと みじろぐ ナカオミを みおろし セキは あやしくほほえんだ  ・・・ カラテぶの なつれんを さぼって ナンパに くりだし ふられつづけた   じしょう がくねんびなんしベスト12(そのかおは へいぼんだ)の ナカオミは  まちで クラスメイトの セキ・トコムラに こえをかけられ まいあがった  りょうしんが るすちゅうの セキのいえに まぬかれ きんちょうと こうふんの  ナカオミは きづけば けっそくバンドで うしろてを いすに こうそくされ  そして いまにいたる   「つ つきあって ほしいって・・・ ひとなつの おもいでって・・・」「ええ そうよ   これに つきあって ほしかったの」「ひっ!」セキが とりだしたものに ナカオミは  あおざめた  『せかい こんちゅうしょく たいぜん』 「ありきたりな こんちゅうさいしゅう や かんさつにっき より こっちのほうが   おもしろそう じゃない? わたしは いろいろ あつめたから レビューしてくれる  ひとを さがしていたの あなたと きょうどうけんきゅうに してあげるわ」    こんわくする ナカオミの まえに つぎつぎと さらが だされた そのうえには 「これは イナゴのつくだに こっちは ハチノコ タガメのしおづけ このあとには  カブトムシのすあげに タランチュラのくしやき そして しょくようゴ」 「いやだあああああああ! こんなの ごうもんだ!」ナカオミは なきさけぶ! 「ホホホホホ! いいはんのうよ! それでこそ クラスのみんなの いひょうをつく  はっぴょうに なるわ! かんしょくしたら ちゃんと といて あげるから!  さあ めしあがれ!」  そして このなつは ナカオミにとって わすれられない ひとなつと なった